インドは今どうなっているか:インドの現状を語る

第79回例会のご案内

インドの現状を知る!


 今年は我が国がインドと国交を樹立して50年になるが、中国に比べると経済的その他の実利関係が薄いインドとの関係を記念する行事は、格段に少ない。日本のマスコミ情報も質量共に十分というにはほど遠く、三面記事的な異常事件に偏った一面的が多いという現状にある。茶の間にいてチャンネルをひねれば世界の現状が分かると思うのは、インド(一般に南アジア)に関してはまったく当てはまらない。

 しかし、10億を超える人口を持ち、いろいろな問題を抱えながらも成長軌道に入ったインドは、21世紀の国際政治・経済においてその発言を拡大してゆくであろう。インドに関するもっと平衡のとれた知識が必要な所以である。

 今回はインド法曹界での活躍を通じてインドの政治・社会・宗教問題に詳しい講師を招き、インドの理解を深めたいと思う。多忙な在日日程を割いての機会なので、通常の例会とは違った、平日の夜という時間帯になるのでご注意を。


日時:平成14年10月8日(火)18:30〜21:00 

会場:大阪リバーサイドホテル 都島区中野町5−12−30 電話:06−6928−3251

     JR環状線「桜宮」(大阪駅から二つ目)西口下車、徒歩2分

会費:千円  非会員二千円

講師:Rakesh DWIVEDI インド最高裁弁護士

 (フリーランスのジャーナリスト、Sunita DWIVEDI夫人にも答弁に  参加頂く予定)

演題:インドは今どうなっているか:インドの現状を語る

   (講演は英語、通訳は本会評議員・戸沢健一愛媛大学教授)


<重要> 終了後講師夫妻との夕食会に参加希望の方は、準備の都合あり。

出席通知の際にその旨記して下さい。費用は実費(五千円程度?)。


<講師紹介>

1950年UP州の名門バラモンの家庭に生まれる。アラハバード大学、デリー大学に学び、1975年より弁護士活動を開始。97年からは弁護士の最高峰である最高裁弁護士として首都デリーを中心に活動し、ビハール州,UP州の法曹顧問なども勤め、地方政治の実態にも詳しい。日本からの訪問者に気軽に自宅を提供してくれる親日家。