日亜協会 第335回 例会 ご案内
6月例会において、グレンコ・アンドリー様より以下の内容について御講演頂きました。「ロシアによるウクライナ全面侵攻は、4年目に入ってしまいました。アメリカのトランプ大統領は両側に強く停戦を求めているが、停戦の可能性が低いと見られています。この戦争の本質は何か。ロシアは何を目指して強硬姿勢を貫いているのか。ウクライナの生き残る道は何か。日本をはじめ、国際社会は長期化したこの戦争をどう認識すべきか。この戦争を正しく理解し、現実に基づく国際情勢の認識に役に立つ解説を行います。」
その流れを引き継ぎ、先月ウクライナより帰国されたばかりの小野元裕様に現地の現在の状況などについて御報告頂きます。
日時:令和7年8月8日(金)
18:00〜20:00(17:50開場)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第7研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題:「ウクライナ支援を続けて」
講師:小野 元裕 (日本ウクライナ文化交流協会会長)
<講師プロフィール>
1970年大阪生まれ。天理大学外国語学部ロシア学科卒業。ロシア文学、特にドストエフスキーを学ぶ。2005年、ウクライナのキーウへ赴任。6月帰国。ドニエプル出版設立。07年国立ウクライナ作家協会より日本人初の勲章を授かる。12年東大阪新聞社社長に就任。その後、ロシアのウクライナ侵攻を受け、人道支援に携わる。22年秋、ウクライナ本土を訪れ、戦時下の現地を直接視察する。その後、現地の避難所設立や、ウクライナに使い捨てカイロを贈る活動などを行う。
日本ウクライナ文化交流協会会長、ドニエプル出版代表取締役社長、東大阪新聞社社長、大手前大学非常勤講師、文化創造クラブ代表世話人、法務省保護司。ユニークな著書に『ウクライナ丸かじり』『ウクライナ侵攻に到るまで』など。