第69回例会のご案内
日本から見た台湾 台湾から見た日本
協賛:国際平和基金、国際善隣協会、東亜戦略会議、神戸市民大学講座
アメリカ同時多発テロの影響で、世界の関心は現在西アジアに向けられていますが、私たちのセミナーは、脚下照顧して、身近な国との関わりを掘り下げたいと思います。
産経新聞「正論」欄で台湾問題に健筆を揮っておられる伊原吉之助・帝塚山大学名誉教授には、台湾での調査、要人とのインタビューを踏まえ、最新の台湾情報をもとにして、大きな転換期に入った隣国の状況を、鋭利に分析して頂きます。
もう一人の講師は、司馬遼太郎が『台湾紀行』の中で特に一章を設けて紹介しているユニークなお方で、話題を呼んだ『台湾人と日本精神』(小学館)の著者。そして金美齢女史が「単なる<親日>では収まりきれず、自らを<愛日家>と名乗ってはばからない台湾人」と評する著名な経済人。お名前はご存じでしょう。さい こんさん氏。私たちの懇請を受け入れて、この会においで頂くことになりました。嬉しいことです。 セミナー終了後、夕食を共にして、講師との懇談の機会も設けます。どうぞ知友と共にお出かけ下さい。
準備の都合上、申し込みは10月27日(土)までにお願いいたします。懇親会参加の方はその旨明記願います。
日時:平成13年10月31日(水)13:30〜17:00 〜19:30
会場:大阪リバーサイドホテル 都島区中野町5−12−30 電話:06−6928−3251
JR環状線「桜宮」(大阪駅から二つ目)西口下車、徒歩2分
第一部 講演と質疑 13:30〜17:00
1)日本から台湾へ:中国併呑の危機に直面する台湾(伊原氏)
2)台湾から日本へ:日本人に言い遺しておきたいことども(蔡氏)
第二部 夕食懇親会 17:00〜19:30
会費:セミナーのみ 千円 ・ 懇親会とも 五千円
*参加者には、定員150人まで『台湾人と日本精神』(小学館)を進呈します。
<講師紹介>
『台湾人と日本精神』<あとがき>より
「人生も古稀を迎えた今、私は、愛する祖国・台湾のために、そしてかつての祖国・日本のために、最後の力を振り絞って奉公させていただくことを考えた。それは、<事実>を書き遺すことであった。」
「台湾の歴史は、また日本の近代史でもある。私は心を込めて<史実>を本書に収めた。かつての祖国・日本の若者よ、あなた方の先人たちは実に立派であり、いまも台湾の地で『日本精神』が崇敬されている事実の語るところを君たちの後世に伝えられよ。そして、自国の歴史を正当に評価し、自信と誇りを持って堂々と胸を張って未来に雄々しく羽ばたいてほしい。」