進行中のウイグルジェノサイドの実態


   日亜協会 第326回 例会 ご案内


 ここ数年間、ウイグル人に対する中国政府の弾圧が著しく深刻化しています。2018年8月末、 国連人種差別撤廃委員会が100万人のウイグル人らが恣意的に拘束され、 強制収容施設に収容されていると報告しました。

 その後、他にも多くの報告書がウイグル人やほかのチュルク系の人々が、単に民族的及び宗教的アイデンティティを理由に恣意的に拘束され、強制収容施設に収容されている実態を相次いで報告しました。それらの中では、恣意的に拘禁された人々に対する、肉体的及び精神的拷問、性的虐待、強制労働、強制的な不妊手術、家族の分離、強制失踪、文化的迫害等が日常的に繰り返されていることが明らかにされています。

 2022年8月31日、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が報告書を公表し、中国のウイグル人に対する侵害行為は「人道に対する罪を含む、国際犯罪の遂行」に当たる可能性があると公式に認めています。

 内部写真や動画、証言等を基に、ウイグルジェノサイドの実態をご紹介します。


日時:令和6年11月7日(木)

   18:00〜20:00(17:50開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:進行中のウイグルジェノサイドの実態


講師:レテプ アフメット(日本ウイグル協会会長)


講師プロフィール

 東トルキスタンのケリピン県生まれ。2002年に来日し、2005年に東京大学大学院理学系研究科で修士を取得。以降、都内のIT企業でシステムエンジニアとして勤務。

 2023年7月以後日本ウイグル協会会長。

 メディア取材対応のほか、新聞や雑誌等に多数寄稿し、ウイグル問題を発信している。