戦後体制と丸山眞男の歴史認識


   日亜協会 第322回 例会 ご案内


 左翼思想の巨魁として日本国憲法擁護や安保闘争にも指導的役割を果たした政治学者・丸山眞男の思想を、GHQの占領政策や、講座派マルクス主義の経済理論および大塚久雄の西洋史学との関連を踏まえて、その全体像を明らかにします。

 その上で、丸山の超国家主義論、ファシズム論、日本国憲法論、東京裁判等との関係等にわたって問題点を考察し、戦後「進歩主義史観」の虚妄を明らかにします。


日時:令和6年7月5日(金)

   18:00〜20:00(17:50開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第6研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:戦後体制と丸山眞男の歴史認識

ーその超国家主義論・ファシズム論・憲法論・東京裁判をめぐってー


講師:筒井 正夫(滋賀大学名誉教授)


講師プロフィール

 滋賀大学名誉教授、経済学博士。

 専門は日本近現代史。本報告と関連して、拙稿「閉ざされた学問空間=丸山眞男の歴史認識ー日本人の国防意識の弱体化をもたらした歴史認識の変容について(3)」『歴史認識研究』第14号2024年3月(ネット検索で読めます)を参照していただければ幸いです。