神宮式年遷宮から見た1300年の国史


   日亜協会 第321回 例会 ご案内


 古来激動の東アジア国際関係の中、我が国が「現存する世界最古の国」であるのは、建国以来の皇室が一貫して存続してきたことによる。その権威を確からしめる柱のひとつが、7世紀末以来現在まで続く伊勢の神宮式年遷宮。教科書でも世間の歴史書でも戦後“スルー”されてきた国史の重要史実について、改めて解き起こす。


日時:令和6年6月6日(木)

   18:00〜20:00(17:50開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第6研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:神宮式年遷宮から見た1300年の国史


講師:久野 潤(日本経済大学准教授)


講師プロフィール

 昭和55年大阪府生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、京都大学大学院法学研究科国際公共政策専攻修了。大阪国際大学・皇學館大學・名城大学各非常勤講師、大阪観光大学専任講師を経て、現在は日本経済大学(神戸三宮キャンパス)准教授。専門は近代政治外交史だが、神道・祭祀を重要な要素と見なして国史研究を行っている。日本国史学会理事、歴史認識問題研究会幹事。歴史の捉え方を伝えるYouTube『久野潤チャンネル』毎週更新。

 単著に『帝国海軍と艦内神社』(祥伝社)『帝国海軍の航跡』(青林堂)など、共著に『決定版 日本書紀入門』(ビジネス社)『日米開戦の真因と誤算』(PHP新書)など。