日亜協会 第318回 例会 ご案内
これは、私の昭和史研究の總括になります。
レジュメは無しにします。私の話だけ。レジュメがなくとも印象深い報告になる筈です。
私はずっと二二六事件にこだわり、施策を續けてきましたが、やっと納得の行く回答に辿りつきました。
これを私の21世紀日亞協會での報告の〆にします。
日時令和6年3月28日(木)
18:00〜20:00(17:50開場)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階第5研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大会館」 懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題:昭和の間違い:大日本帝國は何故亡びたか
講師:伊原吉之助(帝塚山大學名譽教授 本会会長)
<講師プロフィール>
1930年、大阪府堺市生れ。神戸大學經濟學部・同大學院經濟學研究科修了。專攻は社會思想史だが、龍谷大學經濟學部講師の時、社會思想史のほかに「東洋社會思想史」を擔當。これで「日本社會思想史」と共に「中國社會思想史」つまり國民黨政權と中共の歴史も研究範圍に入れた。帝塚山大學ヘ養學部助教授・同教授。帝塚山大學は「ヘ養學部」で從來の大學の專門課程に囚はれない科目を幾つも講義し、かなり幅廣くいろいろな專門分野をこなすやうになつた。台灣に一年間留學して中國語を學ぶと共に「江青と文革」の資料を集めた。また、香港の日本總領事館の「特別研究員」としてチャイナ・ウォッチャーとしての訓練もした。退職後は市民相手に幅廣く現代史の研究を進めてゐる。論文や共著多數。テーマは英國社會思想史關係、中國社會思想史關係、中台關係、國際關係史、現代史の諸問題など。1943年以來の「台灣の政治改革年表・覺書」は、一年分が數百頁に及び、今も毎日編輯してゐる。この作成により、「世の行く末」を見定めてゐるのである。