日亜協会 第308回 例会 ご案内
これまで第293回(R.4,2)では習近平体制を、日本モデル→アメリカモデル→ロシアモデルと変遷した清末以降の中国近代化の枠組みの中で論じた。また第301回(R.4,10)では習近平体制を、権威主義体制と民主主義体制の比較という観点から論じた。今回は新たに、思想史(朱子学)と民族史(漢民族の発展)の枠組みの中で論じる。
日時:令和5年5月12日(金) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題: 先祖返りする習近平の中華人民共和国(支那)
―思想史と民族史の観点から考える―
講師:北 村 稔 (立命館大学名誉教授,本会理事)
<講師プロフィール>
1948年、京都府生まれ。京都大学文学部史学科(現代史)卒業、同大学院博士課程中途退学。三重大学助教授を経て立命館大学文学部教授。1981〜1982年、ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。立命館大学名誉教授。法学博士(京都大学)。主な著書に『南京事件の探求』(文春新書)、『中国の正体』(PHP文庫)など多数。