「3分の2世紀」を経た戦後史の回顧<


   日亜協会 第298回 例会 ご案内


 昭和20年8月15日、我が国は史上初めて米国を中心とする連合国との大戦争に戦い敗れた。その後米国の占領下におかれて天下りの大改革が行われ、先人が苦労して築き上げた明治憲法体制の日本はバラバラになった。我々はしばしば立ち止まって過ぎ去った「戦後の四分の三世紀」を回顧し、21世紀の祖国のありようについて思いをいたすべき時ではなかろうか。


日時:@298回 令和4年7月15日 (金) 18:20〜20:30


会場:大阪駅前第2ビル5階 大阪市立総合学習センター 第4研修室 


会費:千円 (非会員二千円),学生200円


演題:「3分の2世紀」を経た戦後史の回顧

   @ 占領下における憲法改正の理念と実際   298回


講師: 岡本 幸治  大阪国際大学名誉教授 


講師プロフィール


 昭和11年京都市生まれ.京都大学法学部卒業.京都大学法学博士.三井物産勤務を経て,京都産業大学法学部専任講師,大阪府立大学総合科学部助教授,東京大学社会科学研究所研究員,インド国立ネルー大学客員教授,愛媛大学法文学部教授,大阪国際大学政経学部学部長・学生部長,を経て,大阪国際大学名誉教授. 

 著書・編著に,『北一輝・転換期の思想構造』ミネルヴァ書房,『喝!なぜ日本人は謝り続けるのか』致知出版社,『インド世界を読む』創成社新書,『インド亜大陸の変貌』展転社,『骨抜きにされた日本人』PHP研究所(現在電子本),『近代日本のアジア認識』ミネルヴァ書房(編著),『現代中国の変動と課題』多賀出版(編著),『南アジア(『現代地域紛争史3)』同文館(編著),『脱戦後の条件』日本教文社,『働くは「傍楽」なりー古今東西の労働観と日本人の勤労観』いぶき書房,『凸型西洋文化の死角』柏樹社(第2版,いぶき書房),『菩提樹の下で釈迦』日本教文社,『戦後は終わっていない』柏樹社 など.共著・訳書も多数.