日亜協会 第295回 例会 ご案内
韓国は、実に厄介な国である。出来ることなら無視しておきたいし関わりたくもない。しかし、かの国は我が国に文句を言いながらも執拗に関わってくるし、放っておくと世界に誤解が蔓延する。したがって、何らかの対応を取らざるを得ない。そして、もはや38度線が対馬海峡に南下することを「日本にとって脅威」と言っている場合ではない。本当の脅威、いや悪夢を想定するならば、日韓関係はどうあるべきかがはっきり見えてくる。
日時:令和4年4月22日(金)18:20〜20:30 18:20開演(開場18時)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
講師:熊谷 正秀 氏 甲子園大学 教授(学務部長)
演題:「新冷戦時代を勝ち抜くための日韓関係」
〈講師略歴〉
昭和35年兵庫県生まれ。神戸大学大学院総合人間科学研究科博士前期課程・関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。韓国延世大学校、及び中国吉林大学に留学。その後、外務省専門調査員(在韓国日本国大使館政治部)、高麗大学校客員講師・同亜細亜問題研究所客員研究員、兵庫県公立高校地歴科教諭、甲子園学院中高等学校教諭、同副校長、甲子園大学准教授を経て、平成24年より現職。著書に、『日本から観た朝鮮の歴史』、『韓国百科(共著)』、論文に、「中国吉林省永吉県の朝鮮族」(韓国語)、「伝統・文化の継承に関わる歴史教育−スウェーデン視察から見えた点―」等。朝鮮半島情勢や日韓関係を注視しながら、日本の歴史教育・伝統文化教育に力を入れている。兵庫県教職員連盟顧問、兵庫県教育・伝統文化研究所所長(年一回「教育・伝統文化研究」を発刊)も務める。