日亜協会 第292回 例会 ご案内
前回と前々回の月例会では、現代中国の歴史と現状に詳しい石平先生に、創立以来百年を経た中国共産党の変遷についてお話を頂きました。
習近平政権下の中国は近年軍事力の大々的強化を行って台湾の制圧に乗り出しており、日本領の尖閣諸島まで自国領だとして露骨な挑発行動に出ております。我国にとってこの厄介な隣国に対する歴史的理解を深める必要は、ますます重要になります。多数のご参会を期待致します。
日時:令和4年1月20日(木) 18:20〜20:30 開場18時
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
講師:伊原吉之助 日亜協会会長
演題:危機迫る習近平政権
<「講師の感想」を少々>
「新伊原塾」で石平さんの『中国共産党;暗黒の百年史』を紹介した際、日本人学者の習近平論を紹介しておこうと、高橋伸夫東大教授の『中国共産党の歴史』を取り上げました。この内容が我々も学んでおくべき大事な指摘がありましたので、皆さんにも紹介しておきたいと考えて取り上げました。石平さんの著書「問題点の指摘」、高橋さんの著書「客観的に見た中共の歴史と、前途に重大な問題点の指摘」です。実は中共の問題点は、隣国である我国の問題点でもあるのですが、これは今回は取り上げません。
現在は、世界動乱の時期です。動乱の主体は米国と中国です。いや、世界人類です。コロナ騒動はその一端にすぎません。この時代を生き延びるには、鋭い洞察力が求められます。そういう危機感をもって高橋さんの指摘を紹介します。