小林常務理事逝去 追悼・特別講演会


   日亜協会 第282回 例会 ご案内

      小林常務理事逝去 追悼・特別講演会


日時:令和2年12月27日(日)13時半開場 14:00〜17:00


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第1研修室


会費:千円 (会員・非会員とも同じ),学生200円


 21世紀の日本と世界が直面する根元的な重要問題について、大胆な問題提起をお願いすることにしました。広く非会員(一般市民)のご参加を歓迎致します。

                   日亜協会専務理事    岡本幸治


演1 小林道憲(元・福井大学教授)

     「理想と現実:多様性の中の共存は可能か」

  昭和19年福井県生まれ。京都大学文学部卒業後、京大大学院文学研究科博士課程で単位取得退学。昭和47年〜平成22年、福井大学教育学部の講師、助教授、教授、大学院教育研究科教授を歴任。平成11年〜23年、麗澤大学に招かれて比較文明文化研究センター客員教授に就任。専攻は哲学・文明論。著書に『20世紀を読む』泰流社、『20世紀とは何であったか』NHK出版、『文明の交流史観』ミネルヴァ書房 などの単著があるが、その集大成は『小林道憲<生命の哲学>コレクション』全10巻(ミネルヴァ書房)の膨大な著作に明示されている。


講演2 伊原吉之助(本会会長)「天下大亂──米中葛藤の行方」

 昭和5年、堺生れ。神戸大學・同大學院經濟學研究科博士課程終了。龍谷大學經濟學部講師、帝塚山大學教養學助教授・教授。現在、帝塚山大學名譽教授。外國留學:台灣に一年(政治大學國際關係研究所)、香港に一年(日本國總領事館特別研究員)大阪駅前第二ビルで「伊原塾」を毎月開催中。「台灣の政治改革年表・覺書」(台灣を介する國際情勢の、広く深い観察記録)。これを纏めることで、國際情勢の動く方向の見當がつくのでずっと續けて來た。

 論文=英國社會思想史關係/中國現代史關係/台灣關係/文明史關係/評論など、多數。最近10年間の評論は「21世紀日亞協會」ホームペーヂの「伊原吉之助教授の讀書室」に掲載。最近は「現代史の見直し」に專念中で、「世の行く末」を考察する予定。