日亜協会 第277回 例会 ご案内
本年7月以来,日韓関係が面白く(?)なってきました.ここしばらく弊会も朝鮮半島の諸問題に集中します.保守・右派言論ではこれまで,韓国経済の弱さばかり強調してきましたが,その度に韓国の財閥企業は内外の反撥をはねのけ,売り上げを伸ばしてきました.今年度はさすがに急激な落ち込みを示しており,日本の対応で今後何が予想されるか.一時的な現象に引きずられず,これまでの韓国経済の流れを俯瞰してお話して戴きます.
日時:令和元年11月19日(火)18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第5研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題: 逆ギレ文在寅政権〜韓国経済の今
講師: 宇山 博 氏(大阪国際大学名誉教授)
<講師プロフィール>
昭和23(1948)年生れ.京都産業大学大学院経済研究科修士課程修了後,韓国政府給付留学生として韓国ソウル大学大学院経済学科へ留学,同研究科修了後,韓国商工部傘下の韓国産業院の客員研究員.その後,京都大学東南アジア研究所研修員,米国ハワイ大学韓国研究院客員研究員を経て,昭和63(1988)年より大阪国際大学講師,助教授,教授.平成29(2017)年同大学名誉教授。平成30(2018)年まで関西学院大学国際学部非常勤講師.専門は現代韓国経済,開発経済学.一般原稿に,「韓国の反日について」(『日本』平成24年8月号),翻訳に『韓国経済 新時代の構図』(平成6年,東洋経済新報社)がある(各種諸論文は省略).