令和のアジア三国志


   日亜協会 第276回 例会 ご案内


 岡本先生が従来、主張してこられたアジア海洋連合のスキームは,既に「インド・太平洋」という用語として定着してきました.しかも日本発の用語が,アメリカの外交・軍事上の用語として使用されるという状況に至り,アジア・太平洋の画期となっています.そこで今回は,アジア・太平洋の国際関係を昭和・平成・令和の三国志と見たてて,その動向を展望して戴きます.


日時:令和元年10月10日(木) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

 二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題: 令和のアジア三国志


講師: 岡本 幸治 氏(大阪国際大学名誉教授,

      弊会筆頭理事)


講師プロフィール

 昭和11年京都市生まれ.京都大学法学部卒業.三井物産勤務を経て,京都産業大学法学部専任講師,大阪府立大学総合科学部助教授,東京大学社会科学研究所研究員,インド国立ネルー大学客員教授,愛媛大学法文学部教授,大阪国際大学政経学部教授・学部長・学生部長,近畿福祉大学教授を経て,大阪国際大学名誉教授.京都大学法学博士.日印友好協会(JAIFA)理事長,LLC「アジアネット」代表,国際交流基金理事長・大阪日本塾塾長,政経フォーラム顧問,京都日本真生塾塾長などの社会活動を行う.インドを中心とする国際政治・経済・社会の現状に広く関心をもつほか,最近は大転換期に入った世界を睨んで,文化論・文明論・教育論にも独自の実践的観点から発言を行っている.著書・編著に,評伝『北一輝』ミネルヴァ書房,『喝!なぜ日本人は謝り続けるのか』致知出版社,『インド世界を読む』創成社新書,『インド亜大陸の変貌』展転社,『骨抜きにされた日本人』PHP研究所(現在電子本),『近代日本のアジア認識』ミネルヴァ書房(編著),『現代中国の変動と課題』多賀出版(編著),『南アジア(『現代地域紛争史3)』同文館(編著),『脱戦後の条件』日本教文社,『北-輝 転換期の思想構造』ミネルヴァ書房,『働くは「傍楽」なり〜古今東西の労働観と日本人の勤労観』いぶき書房,『凸型西洋文化の死角』柏樹社(第2版,いぶき書房),『菩提樹の下で釈迦』日本教文社,『戦後は終わっていない』柏樹社 などなど.共著・訳書も多数.


 (前回に続き,今回も大幅に遅れ,直前のご案内となり申訳なき次第.知友お誘い合せの上多数のご参加を.小林路義記)