米朝首脳会談とその後


    日亜協会 第264回 例会 ご案内


 9/18〜9/20の南北首脳会談でも「北朝鮮劇場」ははでに展開されて,肝腎の核問題はどのようにも受け取れる「宣言」に終始した.米朝の水面下の動きも曖昧な部分が多い.今回は,朝鮮半島を巡る米朝・南北・米中関係を精力的にフォローしてリアルタイムで活躍しておられる,李相哲先生に米朝会談以後の流れと今後の展望を語って戴きます.


日時:平成30年10月23日(火) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)5階 第4研修室


会費:千円 (非会員二千円),学生200円

 二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題: 米朝首脳会談とその後

     〜北の非核化はほんとうに可能か


講師: 李 相 哲 氏 (龍谷大学教授)


講師プロフィール>(り そうてつ 氏)

 1959(昭和34)年中国ハルピン生まれ.両親は朝鮮半島慶尚道出身.1982(昭和57)年北京中央民族大学卒業後,共産党機関誌黒竜江日報記者を経て1987(昭和62)年に来日.1995(平成7)年上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士).同大学国際関係研究所客員研究員を経て1998(平成10)年龍谷大学社会学部助教授,2005(平成17)年同教授.現在は日本国籍.韓国政府関係者や脱北した北朝鮮元高官ともパイプを持ち,朝鮮半島の政情に詳しい.著書に『満洲における日本人経営新聞の歴史』『朝鮮における日本人経営新聞の歴史』『金正日と金正恩の正体』『朴槿恵の挑戦』『秘録金正日〜なぜ正恩体制は崩壊しないのか』『東アジアのアイデンティティ〜日中韓の文化はここが違う〜』など.近日刊に『実録 韓国のかたち』.新聞や雑誌での論攷のほか,テレビ朝日「朝まで生テレビ!」,よもうりテレビ「ウェークアップ!プラス」,フジテレビ「直撃LIVEグッディ」などでコメンテーター.