日亜協会 第242回例会 ご案内
昨年5〜6月に行った会員へのアンケートでは,今後取上げるべきテーマ・地域について,幅広い関心と興味を表明して戴きました.国際関係の地域でも満遍なく関心が拡がっていることが解りました.そこで今回は近現代史でも第一次大戦,地域でも東欧というめったに聞けないお話を伺うことにしました.チェコスロヴァキア軍団の動向は極めて複雑なもので,詳細はすべて当日の楽しみとして,ここでは唯,日本のシベリア出兵に関係があるとだけ言っておきたいと思います.
日時:平成28年12月12日(月) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第4研修室
会費:千円 (非会員二千円),学生200円
二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)
演題:東欧近代史 …… 第一次世界大戦期の
チェコスロヴァ軍団を中心に
講師:林 忠 行 氏
(北海道大学名誉教授,京都女子大学学長)
<講師プロフィール>
昭和25年生まれ,昭和50年東京都立大学法学部卒業,昭和57年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学.同研究科在学中チェコスロヴァキア政府奨学生としてカレル大学哲学部史学科留学.一橋大学法学部助手,広島大学法学部助教授,教授を経て,平成6年北海道大学スラブ研究センター(現・スラブ・ユーラシア研究センター)教授,平成8〜10年同センター長.北海道大学理事兼副学長を経て,平成23年京都女子大学現代社会学部教授,平成26年より同大学長.専門は東欧国際関係史,チェコスロヴァキア近代史.著書『粛清の嵐と「プラハの春」』『中欧の分裂と統合〜マサリクとチェコスロヴァキア建国』などの他に,共著・編著多数.