日亜協会 第191回例会 ご案内
1972年に国交を開き、その後日中間の諸懸案を処理した日本は、この国が平和な国際社会の一員になることを期待して、さまざまな支援を行いその近代化を助けてきた。ところが高度経済成長に成功した近年の中国は力を背景にした恫喝外交に転じつつある。それを支えている軍事力の実態に理解を深めたい。
日時:平成24年9月14日(金)18:20〜20:30(18時開場)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第4研修室
会費:千円(非会員二千円) 二次会(懇親交流会)は2階北西隅「北大会館」千円
講師:鳴 霞 『月刊中国』主幹 中国問題評論家
演題:中国の軍事力:その実態と政軍関係
<講師プロフィール>
1957年瀋陽市(旧奉天)生まれ。中学校で中国青年団のリーダーとして活躍したが、高卒後文化革命で東北農村に下放される。その後中国軍需産業の情報課に勤務。82年来日。02年より独自の情報源をもとに中国の内部情報を『月刊中国』主幹として精力的に発信。それが次第に評価され著書も刊行。今回の講演内容を深く理解するために有益な本年刊行の新刊として『中国人民解放軍 知られたくない真実』潮書房光人社、『日本略奪』桜の花出版などがある。中国民主化運動をテーマとする国際会議に招かれることも増えている。
* 8月8日例会後の<盛夏特別懇親交流会>20:10〜 の報告者とテーマは下記の通りです。参加者は料理準備の必要上、事前の出席通知を願います。
1 葛目浩一「若い保守の目をつぶす老害」
2 井保治「中国見たまま・聞いたまま:最近の都会ぶらり情報」
3 岡本幸治「日本のインド情報の特色:最近のスズキ工場の暴動と関連して」