日亜協会 第184回例会 ご案内
中国に対する日本人の関心は経済に偏しているが、この国の実情を正確に理解するためには内政問題に目を向ける必要がある。そのなかで最も重要なものは少数民族問題であろう。今回は五十あまりの少数民族のなかで、民族独立運動が深く静かに潜行し、時に激しく噴出している三民族に焦点を合わせて、その現状を理解し、日本のあり方をも考えるよすがとしたい。
日時:平成24年3月9日(金)18:20〜20:30(18時開場)
会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第5研修室
電話06−6345−5000 FAX 06-6345-5019
会費:千円(非会員二千円) 二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「北大(ほくだい)会館」
講 師:殿岡昭郎 中国民族問題研究会代表 政治学者
演 題:中国民主化と少数民族
<講師プロフィール>
一九四一年栃木県生まれ。慶応義塾大学卒業後、駒澤大学専任講師、東京学芸大学助教授を経て、現代日本政治・外交のさまざまな歪みに開眼し、教職を離れて実践活動に転じた。近年はとくに私財を投じて中国少数民族の支援活動に従事している。
著書に、『アメリカに見捨てられた国』『言論人の生態』『体験的本田勝一論』『尖閣諸島灯台物語』など。