台湾の現状と日中台関係

日亜協会  第170回(1月)例会  ご案内


  最近東アジアを巡る情勢がにわかに緊迫してきた。政権交代期にある金独裁王朝下の北朝鮮の跳ね上がり傾向も軽視できないが、最大の問題は、東シナ海、南シナ海の海域において貪欲な覇権拡大を進めつつある中国であり、馬英九国民党政権下において中国傾斜を深めつつある台湾の動向である。

  今回は、台湾の現状に焦点を合わせて、東アジア情勢の理解を深めたい。


日時:平成23年1月12日(水)18:20〜20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル)  5階第4研修室

      電話06−6345−5000      FAX 06-6345-5019

会費:千円(非会員二千円)  二次会(懇親交流会、千円)は二階北西隅「北大会館」


講師  伊原吉之助  帝塚山大学名誉教授 

演題  台湾の現状と日中台関係

 

<講師プロフィール>

  昭和5年堺市生まれ。昭和34年神戸大学大学院経済学研究科・博士課程修了。専攻、社会思想史。その後、龍谷大学経済学部講師、帝塚山大学助教授を経て教授。平成12年定年退職と共に名誉教授。この間、台湾国立政治大学国際研究所に留学して中国の歴史的研究を始め、在香港日本総領事館の特別研究員として赴任以降、中国・香港・台湾の現状分析に本格的に手を染める。とくに台湾の内政や台湾を巡る国際関係に深い関心を持ち、最近はより広く文明史の観点から世界史を見直し、東アジア情勢の変動を広い観点から見直している。このところ毎年台湾の大学に招かれ、集中講義を担当してきた。

産経新聞「正論」の執筆者。平成22年度より日亜協会会長に就任。