「日中歴史共同研究」に参加して

日亜協会 第161回例会 ご案内


「日中歴史共同研究」に日本を代表する歴史学者の一人として参加し、日中双方のやりとりを現場で親しく観察された人物から、箝口令を敷かれ外部の者には分からない部分も含め、この会議の意義や問題点に関して率直な見解を伺うこととしたい。


日時:平成22年4月27日(火)18:20〜20:30(18時開場) 

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階第4研修室

電話06−6345−5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円(非会員二千円) 二次会(侃々諤々(かんかんがくがく)の交流会)は二階北西隅「北大(ほくだい)会館」


講師:戸部良一 国際日本文化研究センター教授

演題:「日中歴史共同研究」に参加して


<講師プロフィール>

  昭和23年生まれ。宮城県仙台市出身。昭和51年、京都大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程満期退学。防衛大学校講師、助教授、教授を経て、平成21年より大学共同利用機関法人・人間文化研究機構・国際日本文化研究センター教授。京都大学博士(法学)。防衛大学校名誉教授。軍事史学会副会長、戦略研究学会理事、(財)吉田茂国際基金理事、『日本外交文書』編纂委員。

  主な著書に、『ピース・フィーラー―支那事変和平工作の群像』論創社、『逆説の軍隊(日本の近代9)』中央公論社、『日本陸軍と中国―陸軍「支那通」の夢と蹉跌』講談社選書メチエ、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』(共著)ダイヤモンド社・中公文庫、『戦略の本質―戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』日本経済新聞社、『日本の岐路と松岡外交』(共編)南窓社、『日中戦争の軍事的展開』(共編)慶應義塾大学出版会。