米国大統領選挙の行方と日本

日亜協会 第143回例会 ご案内


長丁場の米国大統領選挙はいよいよ終盤に入り、相手候補のスキャンダル暴露を含めたネガティブキャンペーンも花盛りである。

日本のさる親米外交評論家によれば、日米同盟の基盤は強固であって、誰が大統領になろうと対日政策に大した変わりはないと言うことであるが、本当にそうなのか。

米国経済が世界に占める割合は、今後新興国の台頭によって小さくなる。これからは米国一極時代から世界の多極時代に移行するのだという説も盛んに唱えられているが、そのように考えて良いのだろうか。

大統領選挙直前の情勢分析を踏まえて、日米関係の行方や日本外交のあり方を考えてみたい。


日時:平成20年10月3日(金)18:20〜20:30(18時開場)

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル 5階第7研修室)

電話06−6345−5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円(非会員二千円) 二次会(侃々諤々の交流会)は二階北西隅「北大会館」


講師:須藤真志 京都産業大学教授

演題:米国大統領選挙の行方と日本


<講師紹介>

昭和14年高崎生まれ。慶応大学法学部政治学科卒業。同大学博士課程終了後京都産業大学に赴任、国際関係論を担当して昭和56年より教授。その間、シンガポール南洋大学訪問教授、スタンフォード大学・ジョージワシントン大学客員教授などを歴任。日米関係の研究で法学博士。

新聞、ラジオ、テレビのコメンテーターとして活躍し、日本国連協会理事、同京都府本部理事長、国際安全保障学会理事、のほか、京都府市の多くの公的団体の役員を務めるなど、社会的活動も幅広い。最近の著書に、『ハルノートを書いた男』文春新書、『真珠湾<奇襲>論争』講談社、『20世紀現代史』一芸社、など。