胡錦涛政権の動向と農村政治

日亜協会 第130回例会のご案内


 この秋に開催される中国のは共産党大会で、 胡錦涛が政権基盤を拡大し、権力を掌握することができるかに、諸外国の関心が集まっている。強い光は強い影を生む。年率10%の高度成長の持続によって、格差は拡大し、近年特に農村において、土地収容などをめぐる農民暴動や公然たる争乱事件が頻発している。 胡錦涛は「和諧社会」(調和社会)の実現を掲げてこれらの構造問題の解決を図ろうとしているが、外部からは非常にわかりにくい農村政治の現実は、一体どのようなものなのか。

 新進気鋭の中国研究者から、農村にポイントを置いた報告を受け、中国理解を一段と深めたい。

 

日時:平成19年9月3日(月)18:20〜20:30(18時開場) 

会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル 5階第3研修室)

電話06−6345−5000   FAX 06-6345-5019

会費:千円    二次会(侃々諤々の交流会)は、同ビル二階北西隅「北大会館」

講師:滝田 豪 大阪国際大学講師 

演題: 胡錦涛政権の動向と農村政治


<講師紹介>1973年生まれ。92年京都大学法学部入学。その後同大学院に進み、2003年博士課程単位取得満期退学。この間現代中国研究を志し、北京大学歴史学系で高級進修生課程修了、上海大学訪問学者などとして研鑽を積む傍ら、農村の実態調査などにも精力的に関わり、若手中国研究者として期待されている。現代中国の国家と社会に関する論文多数。関西学院大学、神戸大学大学院などでも中国政治を講じている。


{事務局よりのお願い}

新年度会費を未納の方、よろしくお願い致します。


130回例会レジュメ