0 “国家神道”の正体

“国家神道”の正体


日亜協会 第239回例会 ご案内


 神道指令を真に受けた人達のプロパガンダによって,戦後知識人の神道理解は誤解歪曲に満ち,戦後の政教関係は日本本来のあり方からは余りにかけ離れたものとなっている.特に近代日本の神道を国家神道とみなして政教関係を歪めている.今回は,皇統論で田中卓,西尾幹二,小林よしのり各氏を論破し,他にも立花隆,山折哲雄,梅原猛各氏らに対する批判の論陣を張った新田均先生に歪んだ政教関係の由来をお話してもらうことにしました. 


日時:平成28年9月16日(金) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第4研修室


会費:千円(非会員二千円)

 二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:“国家神道”の正体


講師:新 田 均 氏 (皇學館大学教授)


講師プロフィール

 昭和33年長野県生まれ,早稲田大学政治経済学部卒,同大学院政治学研究科博士課程満期退学,國學院大學より博士号(神道学)取得.昭和63年皇學館大学神道研究所助手の後,皇學館大学講師,助教授を経て,同教授,現在,現代日本社会学部学部長.近代日本の政教関係を中心に学際的な立場から実証研究を行っている.平成10年比較憲法学会・田上穣治賞受賞.『正論』『諸君!』で健筆を振るい,「新しい歴史教科書をつくる会」の分裂に伴って,八木秀次氏らと「日本教育再生機構」を起ち上げ,同理事.現在,神社本庁教学委員,明治聖徳記念学会評議員ほか役職多数.『近代政教関係の基礎的研究』『一刀両断……先生,もっと勉強しなさい』『「現人神」「国家神道」という幻想…近代日本を歪めた俗説を糾す』など著書多数.