0 イスラームとテロリズム

イスラームとテロリズム


日亜協会 第232回例会 ご案内


 戦後の中東における世俗型政権の権威は、1979(昭和54)年のイラン・ホメイニ革命以来徐々に退潮して、それにとって変ったイスラーム原理主義(或いは復古主義)は、2010(平成22)〜2011(平成23)年のチュニジアのジャスミン革命後の混乱を経て、様々な変化と変貌をとげてきている。これらの背後にあるイスラームの考えはどういうものなのか、またどういう経過をたどってきたのか。今日、国際情勢混迷の一因であるイスラームの諸問題を、サウジアラビア留学の経験あるノンフィクション作家からお伺いしたい。 


日時:平成28年2月25日(木) 18時開場 18:20〜20:30(講演と質疑)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第3研修室


会費:千円(非会員二千円)

 二次会:2階北西隅「北大(ほくだい)会館」 酒・軽食の出る懇親交流会 千円(非会員も同じ)


演題:イスラームとテロリズム


講師:小 滝 透 氏 (ノンフィクション作家)


講師プロフィール

 昭和23年、京都生まれ。金沢大学法文学部中退、サウジアラビア王立リヤード大学文学部アラビック・ラングウェッジ卒業(アラビア語とイスラームを学ぶ)。ノンフィクション作家(主として、宗教・文化・歴史等を執筆)。代表作に『神の世界史(三部作)』(イスラーム・ユダヤ教・キリスト教)、『ヒトはなぜまっすぐ歩けるのか』、『ムハンマド』等。近著に『イスラーム国』、『親子で語る中東イスラーム世界』、『日本転覆思想史』等があり、『日本転覆思想史』で著作40冊目。その他の活動としては、主として中東・サハラ諸国を歴訪する他、中国からの内モンゴル解放運動に従事(12年目)、機関紙『ミニーノタグ(わが故郷)』を内モンゴルの活動家と共に刊行中。