0 朝鮮総連の本部ビルへの居すわりをめぐる日朝外交

朝鮮総連の本部ビルへの居すわりをめぐる日朝外交


日亜協会 第222回例会 ご案内


朝鮮総連の本部ビルへの居すわりをめぐる日朝外交


北朝鮮関連団体には転売しない、賃貸しないと公言していたマルナカへの売却で決着がついたかに思われた朝鮮総連本部ビル問題。回り回って朝鮮総連の関係する会社が買収。そこには山内俊夫元参院議員や政府関係者の関与が取り沙汰される。裏でどの様な駆け引きがあったのか。講師はかつて日本共産党機関紙「赤旗」の記者として活躍し、朝鮮語の高い能力を買われて平壌特派員も務めるという希有の体験をもつ朝鮮問題の専門家である。今回も、マスコミの伝えない北朝鮮の内部事情に鋭く切り込んで頂くことにする。


日時:平成27年4月7日(火)18:20〜20:30(18時開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第5研修室

会費:千円(非会員二千円) 二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「北大(ほくだい)会館」


演題:朝鮮総連の本部ビルへの居すわりをめぐる日朝外交


講師:萩原 遼 朝鮮問題専門家


講師プロフィール

1937年(昭和12年)高知県生まれ。大阪外大朝鮮語科卒業(1期生)。69年から20年間「赤旗」記者。その間72〜73年に平壌特派員。高校同期の在日朝鮮人で60年に北朝鮮に渡って消息の絶えた友を探したことがスパイ容疑を受け、国外追放処分となる。88年退職後に米国国立文書館所蔵の北朝鮮文書160万ページを3年がかりで精読し、労作『朝鮮戦争』(文藝春秋)などを著す。『北朝鮮に消えた友と私の物語』(文藝春秋)で大宅壮一賞を受賞。その後も北朝鮮問題分析の第一人者として多くの著書・訳書を刊行し、北朝鮮がらみの日本国内諸問題に的確な情報と判断を提供している。近著に『北朝鮮・金王朝の真実』(祥伝社新書)