「政治の季節」を迎えたインドの現状


日亜協会 第209回例会 ご案内


 最近の世界経済長期予測によれば、今世紀なかばに、インドは中国に次ぐ経済大国になると見られている。遅まきながら、日本のアジア政策展開においてインドの重要性が急速に高まっていることは、年末から新年にかけて行われた両陛下や防衛大臣・安倍首相の訪印などをみても容易に分かる。そのインドは5月までに5年に一度の下院「総選挙」を迎える。過去40年近くにわたり毎年訪印している講師から、「政治の季節」を迎えたインドの政治・経済・社会などの近況を伺い、断片的な「三面記事型」情報が横行することの多い、日本メディアの偏りを補いたい。


日時:平成26年3月26日(水)18:20〜20:30(18時開場)


会場:大阪市立総合学習センター(大阪駅前第2ビル) 5階 第4研修室

会費:千円(非会員二千円) 二次会・懇親交流会(千円)は2階北西隅「ほくだい北大会館」


演題:「政治の季節」を迎えたインドの現状


講師:岡本幸治 大阪国際大学名誉教授 本会常務理事


講師プロフィール

  昭和11年京都市生まれ。京都大学法学部卒業後。三井物産勤務を経て、京都産業大学法学部専任講師、大阪府立大学総合科学部助教授、インド国立ジャワハルラル・ネルー大学客員教授、愛媛大学法文学部教授、大阪国際大学政経学部教授・学部長をへて学生部長。 その後近畿福祉大学教授を経て、大阪国際大学名誉教授。京都大学法学博士NPO日印友好協会(JAIFA)理事長、 神戸市民大学講座学長、LLC「アジアネット」代表、NPO国際平和基金理事長 政経フォーラム顧問 日本真生塾(京都)塾長、日本塾(大阪)塾長 などの社会活動を行う。政治学、政治思想、現代アジア論専攻。近現代の日本とアジア、 特にインドを中心とする国際政治経済の現状に広く関心をもつほか、最近は大転換期に入った世界を睨んで、文化論・文明論・教育論、日本政治論にも独自の実践的観点から発言を行っている。 著訳書多数。アジア関係の著書に限れば、評伝『北一輝』ミネルヴァ書房 『インド世界を読む』創成社新書 『喝! なぜ日本人は謝り続けるのか』致知出版社 『インド亜大陸の変貌』展転社 『骨抜きにされた日本人』PHP研究所 『近代日本のアジア認識』ミネルヴァ書房(編著)、『現代中国の変動と課題』多賀出版(編著) 『脱戦後の条件』日本教文社 『南アジア(『現代地域紛争史3)』同文館(共編著) 『菩提樹の下で・釈迦』日本教文社 など